
プレスリリース
AI英会話のスピークバディ、西武信用金庫とパートナー契約を締結。金融機関との初の事業提携で、 中小企業のグローバル人材育成・海外展開の支援を開始
株式会社スピークバディ(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:立石剛史、以下「当社」)は、西武信用金庫(本店:東京都中野区、理事長:髙橋 一朗)とパートナー契約を締結いたしました。この度の事業提携では、西武信用金庫の取引先企業に対し、当社が開発・運営する「AI英会話スピークバディ」の活用をご提案することにより、中小企業の持続的な成長や人材育成を共同で支援してまいります。なお金融機関との事業提携は、今回が初めてとなります。
■背景:海外に成長機会を求める中小企業、最大の壁は「海外事業に対応できる人材がいない」
日本の企業の99%以上を占め、雇用の約7割を担う(*1)中小企業は、人口減少に伴う国内市場の縮小と深刻な人手不足により、新たな成長機会を海外に求め始めています。
2024年の中小企業基盤整備機構の調査によると、31%の中小企業が海外展開を実施(予定を含む)もしくは関心を持っています(*2)。
一方で、同調査では、海外展開の障壁として「海外事業に対応できる人材がいない」と回答した企業が32.9%で最多となっており、グローバル人材の確保に課題をかかえている実情も伺えます(*3)。
*1 中小企業庁「中小企業白書 2024」p.xi
2-3 中小企業基盤整備機構「中小企業の海外展開に関する調査(2024年)」*2:p.5「1.海外展開の状況について」
*3:p.11「6.海外展開における課題について」
■提携内容:海外展開を目指す中小企業に、AI英会話による新たな人材育成の手段を提供
こうした背景のもと、西武信用金庫と当社は、中小企業の持続的成長の鍵となる海外展開を後押しするため、「AI英会話スピークバディ」を活用した連携を開始しました。
「AI英会話スピークバディ」は、2016年にリリースした日本発のAI英会話アプリです。従来の「人との対話」ではなく、個性豊かなキャラクター(AIバディ)との対話を通じて、英会話に役立つキーフレーズや発音、語彙、イディオムなどを習得します。英会話学習によくある「間違えるのが恥ずかしい」「一人では続けられない」という心理的なハードルに対して、AIバディが安心して話せる会話相手となり、楽しみながら自然に学習を続けられる点が特徴です。
近年は法人利用も増加しており、AI活用の推進やグローバル化の進展、人的資本経営・リスキリングへの関心の高まりを背景に、すでに170社以上が導入しています。
本提携では、西武信用金庫が取引先企業の課題に応じて当社の提供するAI英会話サービスを提案することで、コストの制約を受けやすい中小企業においても、海外事業を担う人材を効率的かつ効果的に育成できる新たな選択肢を提供します。
<今回のパートナー提携契約で可能になること>
西武信用金庫
従来から展開している「海外展開サポートデスク」での販路開拓・現地連携・人材確保支援に加え、従業員の英会話力向上を通じた人材育成をサポートできるようになります。西武信用金庫の取引先企業
「AI英会話スピークバディ」を活用し、続けやすく成果につながりやすい学習環境を整えることで、従業員が英会話力を着実に高めることができます。これにより、「言葉の壁」を理由に海外進出を諦める必要がなくなり、グローバル市場への挑戦に踏み出しやすくなります。さらに、学習支援を充実させることで、従業員のエンゲージメントや定着率の向上も期待できます。
スピークバディ
地域金融機関との連携により販路を拡大し、より多くの中小企業にサービスを提供できるようになります。
当社は今後も、「AI英会話スピークバディ」の品質向上・普及を進め、ミッションである「真の言語習得を実現し、人生の可能性と選択肢を広げる」ための価値の提供に取り組んでまいります。



